もらい事故の相手が無保険

2016.7.21

自動車営業を退職した後、地元のスーパーで買い物をしている時にもともと担当をしていたお客様と偶然会いました。

するとその方(Cさんとします)は「聞いて!○○(車種名)が廃車になった!」とおっしゃるのです。その車は私が退職する直前に販売した車で、購入からまだ1年と数か月しか経っていません。

驚いて話を聞くと、通勤中に交差点で信号待ちをしていたところ、いきなり後ろからすごいスピードで衝突されたとのこと。運転はCさんの奥様がされていたのですが、軽自動車で小さい車だったためかなり強い衝撃を受けたそうで、車は全損状態、奥様も事故後しばらくむちうちの症状に悩まされて大変だったようです。

もっと悪いのが、交通事故の相手がかなり変わった人だったこと。まともに交渉に応じないどころか、どうやら保険に加入していない可能性が高い…ということでした。まさにもらい事故です。

通常停止中に後ろから衝突された場合は相手方の過失割合が100になり、相手方の保険会社から損害が賠償されます。その場合こちらに過失割合がないので、こちらの保険会社が出ていって相手方と交渉することはできません。

当然損害賠償をしてもらえないと、奥様のけがはもちろん、全損になった車の補償を受けることもできません。

Cさんは自動車保険に弁護士費用補償特約をつけていました。「もらい事故アシスト」等と呼ばれる特約で、こちらに過失割合がなく保険会社が交渉できない場合に、弁護士が交渉する費用を補償するものです。
この特約をつけていることが不幸中の幸いでしたが、やはり交渉は難しく、全損状態の車を買い替えることもできない状態が続いていてかなりストレスがたまっている様子でした。

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